第1回「ひきこもりはどうしたら減りますか?」

第1回は表題「ひきこもりはどうしたら減りますか?」新聞のコラムに触発されて選びました。

[新聞の簡単な要約]

・イタリアで引きこもりが増加している。推計10万人。

・学校、カウンセラーなどが充実していない。そもそも引きこもりという状態が社会的に認知されていない。

・ネット上での議論が活発化。日本での引きこもり現象が参考にされている。

[私の考え]

引きこもりを減らすには彼らの消費を増やせばいいと思います。

ここで言う消費とは食事など日々の生活に不可欠なものではなく娯楽に関するものです。

引きこもりは「なにもない部屋」に引きこもっているわけではありません。彼らの部屋には携帯やパソコンなどインターネットにアクセスできるツールがあり、それらを使って動画をみたり、ブログをみたりすることで時間を潰している人が多いかと思います。

インターネットは彼らの娯楽と言えるでしょう。一部の人はそれに楽しみを見出しているはずです。そこの消費を増やそうというのが上のアイデアです。

安直な手として無料だった動画サイトを有料にする方法があります。しかしこれは消費の拡大につながるとは思えません。なぜなら競合する他のサービスに利用者が流れる可能性が高いからです。このようにサービスの利用権に課金するのは得策とは言えません。

では、どうやって消費を増やすか。例えば日本のコミックマーケットやニコニコが開催している各種イベントが参考になります。すなわち定期的に大規模な「お祭り」を開催するといいと思います。普通のイベントと異なり、ネット上のユーザーを対象にしているため引きこもりの人々の関心が集められること、また「お祭り」という特性上、発生するお金の消費に嫌悪感を抱きにくいというのが利点です。

お祭りに参加して存分に楽しむためには親から貰うお金だけでは難しいでしょう。そこで引きこもりの人々が社会にでて働くことが期待できます。生活費のためではなく、娯楽のために働くのでモティベーションも保ちやすいかもしれません。

お金のかかる欲求はお金をかけなけば解消できません。この「お金のかかる欲求」をどのように生み出すかが難しい部分であり、アイデアが試される部分でもあります。

金銭的に圧力をかけたり、社会的に「引きこもりはよくない!」という風潮を広めるのはあまり効果がないでしょう。圧力は反発を生みますし、大衆の雰囲気に迎合して自分を変えられる人はそもそも引きこもってないと思われるからです

それよりもどうしたら一緒に楽しめるか?どうしたら一か月先、半年先を想像したときに彼らをワクワクさせられるかを考える方が実りが多いのではないかと思います。

[注意]

上記の文章は身心共に健康だが、なんとなく倦怠感があり外に出れないという人を想定しています。ひきこもりと言われる人の中には過去のトラウマや対人恐怖症、あるいは病気などで外に出ることができない人々もいます。そのような人々には適切な治療と、周囲の理解が必要です。